ヨーグルトは健康に良く、朝食のお供にぴったりの食品です。
毎日食べる人も多いと思います。
しかし、ヨーグルトは毎日食べるだけに、大量に買い込んで腐らせてしまいがちですよね。
ヨーグルトが腐ったときの変化を知っておけば、怪しいヨーグルトを食べらるか見極める手助けになりますよ。
そこで今回は、ヨーグルトが腐ったときの変化について、お伝えします。
また、賞味期限がいつまでのヨーグルトなら食べられるかについても、あわせて解説しますよ。
ヨーグルトが腐ったときの変化は?
ヨーグルトは発酵食品で腐りにくくはありますが、当然腐ります。
腐ると次のような変化がありますよ。
- カビが生える
- ツーンとした異臭がする
- 黄色から茶色になる
ヨーグルトが腐る原因は雑菌の繁殖のためです。ですので、一度開封したヨーグルトは雑菌が入り繁殖しやすく、未開封のものより早く駄目になってしまいます。
開封して長い間冷蔵庫に入れておくと、カビや異臭に変色といった変化が出ますので、そうなってしまったら諦めて捨ててください。
危なそうなときは、無理して食べないようにしましょう。
まだ食べられるヨーグルトについて
腐った!とまではいかなくとも、まだ食べられる範囲のヨーグルトの変化は次のとおりです。目安にどうぞ。
- 黄色く変色している
- 透明な液体が多い
- 酸っぱく感じる
上記の変化だけでしたら、まだ食べても問題ない場合が多いです。
ただ、カビが生えた場合は一発でアウトですし、他の変化とあわせて判断するようにしましょう。
結論からいうと、人間に役立つ微生物の働きを「発酵」と言い、人に害がある微生物の働きを「腐敗」と呼んでいます。
なんと本質的には同じ現象なんです。
微生物が食品を分解することを、「腐敗」あるいは「発酵」と呼んでいます。
人の役に立つかどうかで呼び方が変わるなんて面白いですね。
ちなみにヨーグルトでは乳酸菌が発酵しています。
賞味期限が切れていつまでのヨーグルトなら食べられる?
賞味期限はおいしく食べられる期間のことを指します。ですので、食べられる期間とは異なりますよ。
食べられる期間の目安はおおよそ次のとおりです。
- 未開封:賞味期限切れから約1週間
- 開封済:開封してから約3日
未開封のヨーグルトなら賞味期限が切れてから1週間ほどまで食べても平気のものが多いですよ。
ただし、開封したヨーグルトは、賞味期限にかかわらず3日以内に食べきるようにしましょう。
これは、開封済のヨーグルトには雑菌が繁殖して増えやすいためです。傷むスピードが一気にあがっています。
上記の期間はあくまで目安ですので、必ず腐っていないか自分で確認してから食べるようにしてください。
ヨーグルトは基本的には腐りにくい食品ですが注意は必要です。
まとめ
今回のポイントは次のとおりです。
- ヨーグルトは腐ると、カビ・異臭・茶色に変色といった変化がある
- 黄色になる・透明な液体が多く出る・酸っぱく感じるといった変化は食べられる
- ヨーグルトの保存期間は、未開封なら賞味期限切れから約1週間、開封してから約3日が目安
ヨーグルトは健康に良いので、腐らせずにいっぱい食べましょう!