一時期「りんごダイエット」が流行りましたよね。ブームに乗って、やってみた人も多いと思います。
ダイエットに使うくらいだからカロリーは低い!と思いがちですが、本当でしょうか?
また、りんごダイエットの後に流行った、糖質制限ダイエットがあります。これとの相性から、りんごの糖質も気になりますよね。
そこで今回は、りんごのカロリーと糖質に注目して、ダイエットに向いている食材かどうかをお伝えします!
りんご1個のカロリーは?
りんご100gのカロリーは、54kcalです。100gって言われても、ピンときませんよね。
気になるりんご一個のカロリーを見てみましょう。
りんご大玉(L) 約218kcal
りんご中玉(M) 約145kcal
りんご小玉(S) 約92kcal
りんごの大きさは、品種によって違いますが、一般的な大きさは中玉ですね。
うーん、これだけ見てもカロリーが多いか少ないかわからない!
ということで、朝食でよく食べる食品と比べてみます。
- ご飯一膳(160g):269kcal
- 6枚切りの食パン一枚(63g):166kcal
- バナナ一本(90g):77kcal
- 牛乳入りシリアル一皿(340g):354kcal
比べてみると、ご飯一膳とりんご中玉2個が同じくらいのカロリーですね。
食パン一枚とりんご中玉1個だと、食パン一枚のほうがやや多いくらいです。
朝食として食べるなら、りんご一個だと思います。ご飯一膳やパン一枚に比べると、りんご中玉一個はカロリーが低いですね。
他の食品と比べてカロリーは低い!といえるでしょう。
糖質はどれくらいある?
りんご100gあたり13gの糖質が含まれています。りんご中玉1個では、33~34gです。
うーん、やっぱり数字だけ見てもわからない!
ということで、他の食品の糖質と比べてみましょう。
- ご飯一膳:約59g
- 6枚切りの食パン一枚:約67g
- バナナ一本:約23g
ご飯や食パンに比べると、りんごは低いですね!
主食の代わりに食べるなら、糖質は抑えられるといえます。
では、糖質制限する場合はどうでしょうか?
糖質制限の糖質摂取量の目安は、一説では一日100gといわれています。
その場合、りんご一個で、一日の目安の約3割の糖質を取ったことになりますね。
うーむ、糖質制限中に3割は大きい!
ちょっと食べられないかなーと思ってしまいますが、それでもりんごは糖質制限中にオススメの食材なんです。
理由は、りんごに含まれる食物繊維とポリフェノール!
食物繊維が便秘に効き、ポリフェノールが中性脂肪などの脂肪分の蓄積を防ぐ効果があるからです!
さらに、「りんご一個で医者いらず!」といわれるほど栄養も豊富なので、糖質制限中に不足しがちな栄養を補うこともできます。
このように、りんごは糖質制限中にも、良い食材ですね。
ただ、糖質は低くはないので、食べすぎには注意しましょう。(目安はりんご半分)
結局太るの?
白米やパンの代わりに食べる、あるいは一食をりんご置き換える分には、太りません。むしろ痩せます!
カロリーがだいぶ抑えられるからですね。
しかし、りんごダイエットで失敗した経験者によると、
「腹持ちが悪く、続かなかった。」
「りんごを食べ続けて飽きた。見るのも嫌になった。」
と悪い意見もちらほら。
失敗した原因を考えてみますと、りんごだけを食べ続けたようですね。
やはりダイエットはバランスよく食べることが大切なので、りんご+栄養を補う食材を食べることが大切です。
成功者の体験談は、
「肌の調子がよく、便の回数が増えて痩せた!」
「胃が小さくなって、間食が減った!」
などなど、続けることができれば効果が出るようですね。
まとめると、りんご+栄養を補う食材を食べることで、バランスよく食事を取ることが大切です。
人によって向き不向きがありますが、無理のない範囲で続けることができれば、ダイエットに向いてる食材でした。
りんご飴・アップルパイ・りんごジュースのカロリーは?
りんごを加工(調理)した場合のカロリーは、どうでしょうか?
代表的なものを見てみましょう。
- りんご飴一本:約150kcal
- アップルパイ一個(161g:8等分):約330kcal
- りんごジュース一杯(200ml):約90kcal
りんごの加工食品の共通点をみますと、やはり砂糖がたくさん使われていることが、あげられます。
そうなると、カロリーもりんご一個の145kcalと比べて、だいぶ増えていますね。
つまり、ダイエット中は、控えたほうがいいといえます。
まとめ
- りんご一個(M)のカロリーは、約145kcal
- ご飯やパンの代わりに食べるなら低カロリー
- りんご一個(M)の糖質は、約33~34g
- 栄養が豊富なので、糖質制限中にもオススメ!
- りんごダイエットは、バランスよく食べて、続けることができれば痩せる
- りんごを加工した場合は、カロリー高め
果物が好きな人は、ダイエットが続きやすいので、ぜひどうぞ。