飲み会翌日、仕事なのに二日酔いで頭が痛くて吐きそう…
社会人には、よくあるシチュエーションですよね。
二日酔いの対策はいろいろありますが、りんごジュースも効果がある、という話を聞いたことないでしょうか?
比較的お手軽に買えるものなので、もし効果があるなら、二日酔いの強い味方になりそうですよね。
そこで今回は、りんごジュースは二日酔いに効果があるか?をお伝えいたします!
また、アルコールの口臭とりんごジュースについても、併せて解説しますね。
二日酔いにりんごジュースは効く!
二日酔いにりんごジュースは、非常に効果的です!
これはりんごジュースに含まれている次のものが、二日酔い解消の役に立つからですね。
- ビタミンC
- クエン酸
- リンゴ酸
- 果糖
順番に効果と理由をご紹介します。
ビタミンCの働きは?
りんごジュースに含まれるビタミンCには、アルコールの分解を手助けする効果があります!
そもそも、アルコールを飲むと体内では、
①アルコール→②アセトアルデヒド→③酢酸→④水
という順番で分解されて、④の水は尿となり体の外に出ます。
実は②の「アセトアルデヒド」という物質が悪さをして、二日酔いの原因を作っているんです!
アセトアルデヒドという物質が血液中にたくさんあると、頭痛・吐き気・胃もたれなどの二日酔いを引き起こしてしまいます。
しかし、ビタミンCには、②アセトアルデヒド→③酢酸への分解を助ける働きがあるのです。
そして、アセトアルデヒドが分解されると、二日酔いが解消されるというわけですね。
ということで、ビタミンCはアルコールの分解を助けて、二日酔い解消のため働く効果があるのでした。
クエン酸の働きは?
りんごジュースに含まれるクエン酸には、肝臓の機能を高める効果があります。
アルコールを分解する場所は、当然肝臓ですよね。
肝臓の機能を高める→アルコールの分解を早める→二日酔いの解消
という効果が望めます。
リンゴ酸の働きは?
りんごジュースに含まれるリンゴ酸は、胃腸の機能を回復する働きをします。
二日酔いの症状に、胃もたれや食欲低下がありますよね。リンゴ酸が傷んだ胃を癒して、二日酔いの辛さをやわらげてくれますよ。
果糖の働きは?
りんごジュースに含まれる果糖には、二日酔いのときの低血糖症に効果があります。
アルコールを飲むと、肝臓ではアルコールの分解を優先して行います。そのとき、普段肝臓で行われている糖分を貯蔵する働きが、ストップしています。
この影響で、アルコールを分解している間、糖分が不足してしまうのです。
糖分が不足すると、二日酔いの症状の頭痛・だるさなどが起こります。
これが低血糖症で二日酔いの状態ですね。
糖分を素早く補給し吸収するには、体に吸収されやすい果糖が優れています。
よって、果糖を取ることで、低血糖症の二日酔いが解消されるというわけです。
まとめると、肝臓でアルコールを分解している間は、糖分が貯蔵できずに低血糖症の二日酔いになりがち。そこで、りんごジュースの果糖で素早く糖分を補給!という話でした。
二日酔いの口臭にもりんごジュースがいい?
りんごジュースに含まれるポリフェノールには、口臭を抑える働きがあります。
これはポリフェノールが、メチルメルカプタンという口臭の原因物質の発生を、抑える効果があるからですね。
口臭を抑える効果は、飲み会の翌日にうってつけですね。
しかも、ジュースならお手軽に飲むことができます。
どんなりんごジュースを飲めばいい?
果汁100%のりんごジュース、できればストレートタイプがオススメです!
果汁の割合が低ければ、当然ジュースに含まれる栄養なども少なくなって、効果が弱くなりますので。
ストレートのりんごジュースは、加工してない分他のものより、栄養などの成分がそのままふくまれているので、一番効果がある!というわけです。
ちなみに、ジュースではなく、りんごをそのまま食べても効果が望めます!
ただ、ジュースのほうがお手軽に飲みやすいというメリットがありますよ。
まとめ
りんごジュースの効果は次のとおりです!
- 二日酔いに効果抜群
- ビタミンC:アルコールの分解を手助け
- クエン酸:肝臓の機能UP
- リンゴ酸:胃腸を癒す
- 果糖:低血糖の解消
- アルコールの口臭を抑える
- 飲むのは、果汁100%のストレートタイプがベスト
飲み会の翌日の仕事は、りんごジュースで乗り切りましょう!