誕生日やクリスマスには欠かせないケーキ。
でもホールで買うと、一度に食べるのは難しいですよね。
そんなとき気になるのが、ケーキの保存方法です。
ただしい保存方法と間違った保存方法では、味がダンゼン違いますよ!
せっかくのケーキなので、最後までおいしく食べたいですよね。
そこで今回は、ケーキをおいしく食べるための保存方法をお伝えします。
また、保存に最適な温度や保存期間もあわせてご紹介しますよ!
ケーキをおいしく食べるための保存方法とは?
おいしく食べるための保存方法は、ケーキを箱から出して、タッパーなどの保存容器に入れるか、お皿入れてラップをし、密閉した状態で冷蔵庫に入れることです。
理由を解説していきます。
紙の箱に入れたままじゃダメ?
実は、ケーキを紙の箱のまま、冷蔵庫に入れる保存方法は大間違い!
下の2つの原因からです。
- ケーキに嫌なニオイがついてしまう
- ケーキが乾燥してしまう
順番にみていきましょう。
箱がニオイを吸収する?
紙の箱は、冷蔵庫の嫌なニオイを吸収していきます。
最近は紙タイプの消臭剤もあるくらいに、紙はニオイを吸収するものです。
そんな紙を冷蔵庫に入れたら、肉や魚や作り置いた料理などがミックスされたニオイを、ガンガン吸収します。
その結果、箱からケーキへとニオイが移ってしまうんですよ!
ケーキのスポンジ・生クリーム・チョコレートも、ニオイが移りやすい性質があるので、おいしいケーキに嫌なニオイがついてしまうというわけですね。
箱のままだとケーキが乾燥する?
紙の箱は、密閉されていないので、中が乾燥しやすくなってます。
クリームやスポンジの水分が失われて、ケーキの味が落ちる原因になるというわけですね。
紙の箱から出して、密閉して保存しよう!
紙の箱から出した後は、密閉して冷蔵庫で保存しましょう。
密閉する方法としては、タッパーなどの保存容器か、お皿にラップをかける方法が、どちらもお手軽でよいですね。
というわけで、ニオイ移りと乾燥を防ぐために、紙の箱から出して、密閉して保存するのが、おいしく食べるための保存方法でした。
ケーキの保存に最適な温度は?
ケーキの保存に最適な温度は、2~3℃がベスト!
理由は、生クリームの温度が5℃より上になると、溶けてしまうためです。
実は、多くのケーキ屋さんのショーケースでは、温度が2~3℃に冷やされています。
これは、生クリームが溶ける5℃と、水分が凍る0℃の間だからですね。
ちなみに、家庭用冷蔵庫の冷蔵室の温度は、だいたい2~5℃に設定されています。
ケーキを保存するなら、冷蔵室でちょうどいい温度ですね。
細かく設定できるなら、2~3℃にしてもいいかもしれません。
そういうわけで、ケーキは冷蔵庫の冷蔵室で、2~3℃で保存するのが最適です。
ケーキはいつまでに食べればいい?
ケーキの賞味期限は、ケーキ屋さんで買った場合は「本日中にお召し上がりください」と、シールが貼ってあると思います。
(ケーキの種類によっても違います)
つまり、買ったその日に食べることを考えて、作られているということですね。
しかし、ホールで買った場合は、家族みんなで食べても一日で食べることはなかなか難しいのではないでしょうか。
そこで、あくまで参考なので賞味期限とは異なりますが、ケーキの種類ごとの保存期限をお伝えします。
- カスタードクリーム入りケーキ:約2日
- フルーツ入りケーキ:約3日
- レアチーズケーキ:約4日
- ベイクドチーズケーキ、パウンドケーキなどの焼き菓子:約7日
もう一度いいますが、この日数は、あくまで参考です。
ケーキの種類やその他の材料、保存温度など、さまざまな条件によって変わってきます。
ニオイや見た目や舌で、必ず自分自身で確認の上、食べるようにしてください。
腐ってそうでしたら、冒険はやめましょう!
賞味期限は箱に書いてあるわけですから、自己責任ということで。
まとめ
- 箱から出して、タッパーなどで密封して冷蔵庫で保存する
- ケーキの保存に最適な温度は、2~3℃
- ケーキの保存期間は自己責任
なるべくなら、当日中に食べることをオススメします。