ニシンの卵で「黄色いダイヤ」とも呼ばれることもあるのが、数の子です。
数の子は塩抜きした後にも、つけ汁を作って冷蔵庫に保存して…とやることがいっぱいですよね。
特に大晦日は、他のおせち料理も作る関係上、時間がいくらあっても足りない!という方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、めんつゆを使った簡単でおいしい味付け方法を、お伝えいたします。
めんつゆを使えば、料理の時間短縮だけではなく、おいしく数の子に味付けすることができるのです。
忙しいときにこそオススメできる漬け方ですよ。
また、気になる数の子の保存期間もあわせてご紹介します!
なぜ味付けにめんつゆを使うの?
めんつゆには、一般的に数の子の味付けに使う調味料が、全部含まれているからです。
そもそもめんつゆとは、出汁・醤油・みりん(酒)・砂糖をベースとした調味料です。
では、普通数の子の味付けに使う調味料は?
というと、そうです。めんつゆのベースと同じ調味料を使ってますよね。
これを利用して、数の子の味付けに使う調味料を、めんつゆで代用して簡単に調理するというわけですね!
しかも、醤油やみりんを混ぜて味付けする場合は、一度沸騰させる必要があります。しかし、めんつゆを使えばその必要はありません。
ということで、簡単かつ、おいしく数の子に味付けする方法を、次にご紹介します。
めんつゆを使った簡単な数の子の漬け方は?
まずは、数の子を塩抜きします。
方法は、次の記事を参考にするといいですよ。
参考:数の子の簡単で早い塩の抜き方!塩を抜きすぎて失敗したときは?
味付けに使う材料は、以下のとおりです。
- 塩抜きした数の子:300~400g
- めんつゆ(2倍濃縮):150cc
- 水:300cc
もしストレートタイプのめんつゆを使う場合は、めんつゆ:水が1:1になるようにしてください。ちょっとしょっぱいかなーくらいの濃さです。
これを次の手順で漬け込みましょう。
- 水気を拭き取った数の子を、タッパーなどに入れる
- 材料のめんつゆと水を混ぜる
- 2をタッパーに入れ、冷蔵庫で1~2日漬け込んで完成
これだけです。非常に簡単!
お好みで鷹の爪やかつお節を入れても、おいしいですよ。
ぜひお正月に作ってみてください。
数の子の保存期間はどれくらい?
商品によって違いますが、塩数の子の保存期間は、冷蔵庫で2カ月から3カ月です。
塩分濃度が高いので、菌が繁殖しにくく、だいぶ長持ちします。
一方、塩抜きした数の子の保存期間は、冷蔵庫で約1週間です。
塩抜きをしてしまうと、生もの扱いと考えていいでしょう。
塩抜きしたら、しっかり密封と冷蔵をし、お早めにお召し上がりください。
めんつゆや醤油漬けにした場合も、塩抜きしてから約1週間が目安ですね。
ご家庭の保存状況によって、保存期間は変わってきます。
ニオイや見た目で危なそうなら、やめましょう!
ちなみに数の子の冷凍保存は、オススメできるか微妙なところですね。
食感が多少損なわれることを許せるなら、可能です。
数の子は食感が命!という人は、避けたほうがいいですよ。
まとめ
めんつゆを使うと、お手軽においしく数の子を味付けすることができます!
また、数の子の保存期間は、塩抜きする前は2~3カ月と長いですが、塩抜きすると約1週間と短くなります。
塩抜きしたあとは、お早めに召し上がりください。
この記事を、ぜひお正月などの参考にどうぞ。