大根は年中食べる野菜ですが、特に冬は甘味があっておいしいですよね。
煮てもおろしてもサラダでもおいしいので、手に入りやすいこともあり食べる機会が多い野菜の一つだと思います。
そんなよく食べる野菜だからこそ、気になるのがカロリーと糖質です。
一見カロリーも糖質も低そうですが、実際はどうなのでしょうか?
意外と高かったり、予想より低かったりするかもしれませんね。
そこで今回は、大根のカロリーと糖質をご紹介します。
ダイエットに向いてる食材かどうかもお伝えしますね。
大根のカロリーはどれくらい?
大根一本(900g、Mサイズ)のカロリーは、約162kcalです。
100g換算だと18kcalになります。
大根100gは、輪切りで厚さ2.5cmくらいです。
おでんとか煮物で食べる一切れが、だいたいこの大きさですね。
比較するため、他の根菜類のカロリーも見てみましょう。
- ニンジン100g:44kcal
- 玉ねぎ100g:36kcal
- ゴボウ100g:20kcal
- 山芋100g:65kcal
比べてみると、大根のカロリーは非常に低いですね!
そもそも根菜類のカロリーは低いものが多いですが、その中でも大根はとても低いです。
カロリー面では、ダイエット中に食べても全く問題ない食材ですね。
大根の糖質はどれくらい?
大根一本(900g、Mサイズ)の糖質は、約24.3gです。
100g換算だと2.7gとなります。
糖質は数字だけみても、多いか少ないかイメージしにくいと思いますので、他の食材と比較してみましょう。
- ご飯100g:約37g
- 食パン100g:約60g
- バナナ100g:約21g
- りんご100g:約13g
- ニンジン100g:約6.4g
- 玉ねぎ100g:約7.2g
比べてみることで、大根の糖質が非常に低いことがわかります。
具体的にみていきましょう。
ご飯(37g)・食パン(60g)と比べると、大根(2.7g)が圧倒的に低いです。野菜と炭水化物の比較なので当然といえば当然ですね。
果物のバナナ(21g)・りんご(13g)と比べても、大根(2.7g)がダントツで低いです。やはり果物より野菜のほうが糖質は低い傾向があります。
最後に同じ根菜のニンジン(6.4g)・玉ねぎ(7.2g)と比べてみます。
ニンジンの糖質は大根の約2.4倍、玉ねぎの糖質は大根の約2.7倍という結果でした。
他の根菜と比べることで、大根の糖質が非常に低いということがわかりましたね。
大根100gに含まれている糖質2.7gがどのくらいの量かというと、一説では糖質制限ダイエット中の一日の摂取量の目安は、100~150gといわれています。
(糖質制限ダイエットの糖質摂取量は、諸説あり、体重・性別・目標などにより違います)
大根100gはだいたい輪切りの一切れと考えてよいので、一日3切れ食べても2.7g×3で、わずか糖質8.1gです。
これは糖質制限ダイエット中の一日の摂取量の目安の約5~8%にあたります。
とても少ないですね。
このことから、大根の糖質は非常に低いことがわかります。
大根は糖質制限ダイエット中にも副菜として活躍できますよ。
大根はダイエットにむいている?
大根はダイエットの補助食材として、非常に優秀です。
まず理由の一つ目は、カロリーと糖質がとても低いからです。
野菜の中でもカロリーと糖質は低いので、あまり気にせず食べることができますよ。
次に理由の二つ目は、昔から「大根食べれば医者いらず」といわれるほど、大根には栄養が大変豊富です。
特に大根おろしで食べる場合に生まれる「イソチオシアネート」という辛み成分には、ダイエットに良い効能がたくさんあります。
具体的には、血液サラサラ効果や美肌効果にアンチエイジング効果と、ダイエットをしている女性には大変うれしい効果がもりだくさんですね。
大根を食べるときには、大根おろしで食べることをオススメします。
このように、大根は低カロリー低糖質であり、栄養も豊富なのでダイエットに向いている食材です。
ただし、大根は食べるために調理・加工が必ず必要な食材ですので、毎日食べるには手間がかかるという欠点があります。
毎日食べるのは難しいですが、積極的に取り入れて副菜としてうまく活用しましょう。
毎日大根だけ食べるというのもバランスが悪いですしね。
まとめ
- 大根一本のカロリーは約162kcal、100g換算だと18kcal
- 大根一本の糖質は約3g、100g換算だと2.7g
- 低カロリー低糖質でダイエットの補助食材として向いている
- 大根おろしにして食べると、より効果あり
大根は、低カロリー低糖質な魅力的な野菜でした。