玉ねぎ複数2

 

玉ねぎは安くていつでも食べられるので、特に使う頻度が高い野菜ですよね。生でも加熱してもおいしいので、毎日の料理に重宝します。

 

そんな玉ねぎを箱いっぱいにもらったり、スーパーの安売りで大量に買ったりして、腐らせてしまったことはありませんか?

 

実は玉ねぎは適切に保存すれば、だいぶ長持ちします。腐らせるのはもったいないですよ。

 

そこで今回は、玉ねぎの保存方法についてお伝えします。

また、各保存方法での保存期間と腐ったときの変化についても、あわせてご紹介しますね。


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そのままの玉ねぎの保存方法と保存期間は?

玉ねぎいっぱい

 

1つずつ新聞紙で包んだ玉ねぎをかごや段ボールなどに入れて、常温で風通しの良い日陰に置いて保存してください。

 

このとき、風通しをよくするために、玉ねぎをギチギチに詰めて保存するのではなく、玉ねぎ同士の隙間を少し空けて保存しましょう。玉ねぎをくっつけてしまうと傷みやすくなってしまいます。

 

また、大量に保管しているときに、腐った玉ねぎが出たらすぐに捨てましょう。腐ったみかんと同じで、他の玉ねぎも傷んでしまうので注意してください。

 

玉ねぎは常温保存すると、数カ月日持ちします。上に書いてある方法を守れば、より長持ちしますよ。

 

風通しの良い場所で常温保存したり、新聞紙で包んだりする理由は、玉ねぎが湿気に弱いためです。冷蔵庫の野菜室で保存すると湿気が高すぎて、常温より早く傷んでしまいます。新聞紙に包むのも湿気対策ですね。

 

夏場の玉ねぎは冷蔵保存!

玉ねぎは常温保存が基本ですが、夏場だけは例外です。夏場は常温でも温度や湿度が高くなるので、冷蔵庫の野菜室で保存してください。

 

夏場だと常温保存するよりも冷蔵で保存するほうが、保存環境がよくなるからですね。ただ、北海道などは年によっては涼しいこともありますから、住んでる場所によっては常温保存のままでも良いですよ。

 

冷蔵庫で保存した場合は、約1~2カ月日持ちします。常温より短くなりますので、注意しましょう。

 

新玉ねぎは保存期間が違う?

新玉ねぎ

 

新玉ねぎとは、皮が黄色か白の玉ねぎです。収穫してからすぐ出荷しているため、乾燥させておらず、水分が多いことが特徴ですよ。

 

新玉ねぎは乾燥させていないから水分が多いので、あまり長期間保存できません。なるべく早めに食べたほうが、水分の多い新玉ねぎのおいしさを楽しめますよ。

 

新玉ねぎも、新聞紙で1個ずつ包んで風通しの良い日陰で保存してください。

この場合の保存期間は、1~2カ月です。ただ、傷みやすいので季節や温度によっても変わってきます。

 

夏は高温多湿のため、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。このときの保存期間は、約1週間が目安です。

新玉ねぎの保存期間は長くないので、腐らせる前においしく食べたほうがいいですよ。

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切った玉ねぎの保存方法と保存期間は?

半分や四分の一に切った玉ねぎは、空気に触れないようラップで包んで冷蔵庫で保存してください。

 

切った玉ねぎの保存期間は、1~2週間が目安です。保存期間に関わらず、なるべく早く食べたほうがいいですよ。すぐ傷んでいきます。

 

スライスした玉ねぎの保存方法は、ジップロックやタッパーなどで密封して冷蔵庫で保存しましょう。

スライスした玉ねぎの保存期間は、3~4日が目安です。

 

やはり切ってしまうと傷みやすくなってしまうので、注意してください。

 

玉ねぎを冷凍保存する方法と保存期間は?

玉ねぎカット

 

冷凍するときは、みじん切りやスライスした玉ねぎをジップロックなどで密封してから冷凍庫に入れてください。

冷凍の場合の保存期間は、1~2カ月が目安です。

 

冷凍すると食感が悪くなるので、火を通してから使うことをおすすめします。サラダなどの生食はやめたほうがいいですね。

 

使うときには、冷凍庫から出してそのまま炒めるなどして加熱してOKです。そのまま火を通しても問題ありません。

 

玉ねぎが腐るとどうなるの?

臭い

 

玉ねぎが腐ったり傷むと次のような変化があります。

 

  • 腐ったニオイがする
  • 触ると柔らかくブヨブヨする
  • カビが生える
  • 芽がだいぶ伸びている
  • カットすると断面に茶色や黒っぽく部分がある

 

だいぶ特徴的な変化がありますので、見た目とニオイですぐわかりますよ。

特に腐ったニオイは、いつもと違うのですぐ気づきますね。

 

一応カットしたときに一層だけ変色しているくらいなら、その部分を取り除けば食べることができます。

 

やはり一番大切なのは、ニオイですね。ニオイが大丈夫ならなんとかいけるとは思いますが、冒険を避けるなら上の変化が出たら食べるのはやめましょう。

 

今回紹介した保存期間はあくまで目安ですので、保存状態や環境で腐ることもあります。腐った変化が出たら、あきらめて捨ててください。

 

まとめ

ポイントは次のとおりです。

 

そのままの玉ねぎの保存のポイント

  • 玉ねぎは1つずつ新聞紙で包み、風通しの良い日陰で常温保存
  • 常温のときの保存期間は数カ月
  • 高温で湿度の高い夏場は冷蔵庫で保存
  • 冷蔵庫で保存したときの保存期間は1~2カ月
  • 新玉ねぎは保存期間が短くなるので注意

 

切った玉ねぎの保存のポイント

  • 切った玉ねぎはラップで包んで冷蔵庫で保存
  • 切った玉ねぎの保存期間は1~2週間
  • スライスした玉ねぎはジップロックなどで密封して冷蔵庫で保存
  • スライスした玉ねぎの保存期間は3~4日

 

冷凍保存のポイント

  • ジップロックなどで密封して冷凍庫で保存
  • 保存期間は1~2カ月
  • 使うときには冷凍庫から出してそのまま加熱してOK

 

玉ねぎが腐ったときは、見た目やニオイですぐ判断できます。特にニオイで判断するのが一番わかりやすいです。

 

玉ねぎを上手に保存して、なるべく腐らせないようにしたいですね。

 

玉ねぎ一個の重さやみじん切りの方法については、こちらを参考にしてください。

参考:玉ねぎ一個の重量は各サイズ何グラム?みじん切りのやり方は?