水菜はシャキシャキとした食感で、生で食べても加熱してもおいしいですよね。我が家では、よく卵とじにして食べていました。卵とじにすると、子どもでも食べやすくて好評です。
いろいろ活躍する水菜ですが、あまり日持ちしないイメージがありますよね。買ってから数日経つと、すぐしなびてしまうのであわてて調理したりしていました。
そんな風に水菜をあわてて調理しないためも、水菜の保存期間と長持ちさせる保存方法を知っておきたいですよね
そこで今回は、水菜の保存期間と長持ちする保存方法について、お伝えします。
水菜は冷凍保存も可能ですので、冷凍保存についてもあわせてご紹介しますよ。
水菜の保存期間は?
水菜は日持ちする食材じゃありません。すぐ傷んでしまうので、なるべく早めに食べることが大切です。
水菜の保存期間の目安は、次のとおりです。
水菜の状態 | 保管場所 | 保存方法 | 保存期間 |
そのまま | 冷蔵庫・野菜室 | 新聞紙・ポリ袋 | 1~2日 |
カット | 冷蔵庫 | タッパーで密封 | 約10日 |
カット | 冷凍庫 | ジップロックで密封 | 約1カ月 |
具体的な保存方法について、説明していきます。
そのままの水菜の保存方法は?
カットしていないそのままの水菜は、次の方法で保存してください。
- 水菜を湿らせたキッチンペーパーか新聞紙で包む
- ポリ袋やビニール袋などに入れて軽く口を閉じる
- 冷蔵庫の野菜室に水菜を立てた状態で保存する
保存期間の目安は、約1~2日と非常に短いです。後ほど説明するカットして冷蔵する方法のほうが長持ちするので、すぐ食べるとき以外は、この方法で保存しないようしましょう。
湿らせたキッチンペーパーか新聞紙で包む理由は、乾燥対策です。水菜は乾燥に弱いため、湿ったキッチンペーパーか新聞紙で包むことで、乾燥を防ぎます。冷蔵庫内はとても乾燥しているので、少しでも水菜が長持ちするようになるべく潤いを与えるためですね。
また、水菜は寝かせて保存すると、上に伸びようとして茎が曲がるため、傷みやすくなってしまいます。ですので、立てて保存するほうが長持ちするのです。
立てて保存するのが難しいときには、2つ切って同じ方法で保存するか、次で説明する方法で保存してください。
カットした水菜の保存方法は?
カットした水菜の保存方法は、次のとおりです。
- 食べる大きさに水菜をカットする
- 水に1~2分ひたす
- ザルにあげた後、水気をしっかりキッチンペーパーなどでふく
- タッパーなどの容器の底にキッチンペーパーを敷く
- 水菜をキッチンペーパーの上に乗せる
- さらに水菜の上をキッチンペーパーで覆う
- タッパーを密封して冷蔵庫で保存する
冷蔵庫に入れたあとに、こまめにタッパー内のキッチンペーパーがぬれたら交換すれば、より水菜は長持ちします。
この方法の保存期間は、約10日です。キッチンペーパーを交換することで、日持ちするようになりますよ。
それなりには日持ちしますが、新鮮でみずみずしいうちに食べたほうがいいのは変わりません。
水菜の冷凍保存方法は?
水菜の冷凍保存方法は、まず水菜を水洗いして水気をよく拭き取ります。次に、カットしてから冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫に入れてください。
冷凍保存の保存期間は、約一カ月が目安です。
冷凍保存すると水菜のシャキシャキとした食感が失われてしまいます。サラダなど生で食べるには、向かなくなりますので注意してください。
冷凍した水菜は、加熱して食べるのをオススメします。
調理するときには、解凍せずにそのまま使って大丈夫です。
どうしても水菜を使い切れないときには、冷凍するといいでしょう。
まとめ
ポイントは次のとおりです。
- すぐ食べるそのままの水菜は、水菜を湿らせた新聞紙とポリ袋で包んで、冷蔵庫の野菜室で保存する
- そのままの水菜の保存期間は1~2日
- カットした水菜は、キッチンペーパーなどで水気を取りつつタッパーなどで密封して冷蔵庫で保存する
- カットした水菜の保存期間は約10日
- 冷凍は、水洗いした水菜の水気をよくふき、カットして冷凍用の保存袋に入れて保存する
- 冷凍の保存期間は約1カ月
- 冷凍すると水菜の食感が損なわれるので、加熱して食べる
水菜は日持ちしない食材ですので、すぐ食べるのが一番おいしいタイミングです。