バターはお菓子つくりに欠かせない調味料ですよね。個人的には雪印メグミルクのバターが他よりおいしく感じるので、愛用しています。
バターを使ったお菓子を作るときに、たまにレシピで見かけるのが「バター大さじ3」などの大さじ表記です。
計量スプーンで大さじ3を長方形のバターから取り出すのは、結構面倒ですよね。バター大さじ1が何グラムかわかれば包丁でカットして量りにかけたい、という人もいるのではないでしょうか?
そんなときのために、今回はバター「小さじ・大さじ・カップ」の重さ(おまけでカロリー)をお伝えします。
また、箱入りバターを簡単に大さじと同じ重さにする方法もお伝えします。
バター大さじ1・1小さじ・1カップそれぞれをグラム換算すると?
バターの各重さは、次の表のとおりです。ついでにカロリーも載せます。
種類 | 小さじ1 | 大さじ1 | 1カップ |
容量 | 5cc (5ml) |
15cc (15ml) |
200cc (200ml) |
バターの重さ | 4g | 12g | 180g |
バターの カロリー |
30kcal | 89kcal | 1341kcal |
表のように、バター小さじ1が4g、大さじ1が12g、1カップが180gでした。
バターの重量は、水1cc(1g)に対して約0.9gくらいですね。バターはほとんど油なので、サラダ油やマーガリンの重さもバターとだいたい同じくらいになります。
ついででカロリーも載せましたが、バターのカロリーめちゃくちゃ高いです。100gあたりだと745kcalになります。お菓子が太るのも納得ですね。
体重が気になる方は、カロリーを見なかったことにしてください。
種類 | 大さじ1の重さ |
砂糖・小麦粉・片栗粉 | 9g |
バター・油 | 12g |
水・酢・酒 | 15g |
食塩・精製塩・本みりん・味噌・醤油 | 18g |
小さじや大さじは、体積(cc、mlなど)で量が決められています。小さじは5cc、大さじは15ccと、計量スプーンにちょうど入る量ということですね。
ちなみに水は1cc=1ml=1gと決まっています。
箱入りバターの重さを大さじで簡単に測るには?
1箱200gのバターを、図のように16等分されるようにカットしちゃうといいですよ!
1箱150gのバターなら、6×2段になるよう12等分してください。
切るときには、包丁などで薄っすら線をつけておけば失敗しにくいです。
このように1箱200gのバターを16等分すると、1欠片が12.5gになります。バター大さじ1の重さは12gなので、16等分したバター1欠片≒大さじ1と同じ量となりますよ!
1箱150gのバターでも、12等分すると1欠片12.5gとなるので、同じように1欠片≒大さじ1と扱えます。昔は200gのバターが主流でしたが、最近は150gのバターも増えてきているようですね。
切ったバターの具体的な使い方は、レシピに「バター大さじ3」と書いてあったら、切ったバター3欠片を使えばよいわけですね。このように切っておけば、料理の手間がかなり減ります。
ちなみに、「バター小さじ1」は、1欠片を3等分すると小さじ1になりますよ。
切ったあとは、そのまま箱に入っていた状態に戻したり、ラップやタッパーで密閉するといいでしょう。
残念ながら、箱入りの長方形のバター以外使えない方法ですので、それ以外のバターは計量スプーンや量りを使って計量してください。
また、バター40gなど明確に指定があるときは、3欠片(12.5×3=37.5g)+少量などで計量しましょう。
大さじ1=16か12等分した1欠片=12gをうまく使ってみてください。
まとめ
バターは小さじ1が4g、大さじ1が12g、1カップが180gです。
箱入りのバターは200gなら16等分、150gなら12等分した1欠片が大さじ1と同じ量になります。
お菓子つくりなどの参考にしてください。