キャベツ

 

キャベツは揚げ物と相性が良く、食べごたえもありますよね。ダイエット中に取り入れるとよいなんて話もよく聞きます。

 

そんなキャベツのカロリーは、果たしてどれくらいなんでしょうか?

ダイエット中に安心して食べていいか気になるところです。

 

そこで今回は、キャベツのカロリー・糖質・栄養についてお伝えします。

また、キャベツを効果的に食べるために、栄養が逃げない方法と食べて太る原因についても、ご紹介しますよ。


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キャベツのカロリーは?

キャベツ

 

キャベツ1玉(M)のカロリーは235kcalで、100gあたりだと23kcalです。参考までに、とんかつ定食についているキャベツ一人前はだいたい150gで35kcalですね。

 

キャベツのカロリーはだいぶ低いといえますね!

裏付けのため、他の食材100gあたりのカロリーと比べてみましょう。

 

食材100gあたりのカロリー
  • キャベツ:23kcal
  • 白飯:168kcal
  • トマト:19kcal
  • たまねぎ:37kcal
  • りんご:54kcal
  • 絹ごし豆腐:56kcal

 

野菜の中では一番低いというレベルではありませんが、食品全体で見ると相当低いことがわかりますね。

 

ご飯1膳(160g)のカロリーは269kcalですので、ご飯一膳よりキャベツ1玉235kcalのほうが低カロリーです。キャベツ1玉を食べきるのは相当大変なので、食べごたえも抜群ですね。

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キャベツの糖質は?

 

キャベツ1玉の糖質は約35gで、100gあたりだと3.4gです。一人前(150g)だと5.1gとなります。

他の食材と比較してみましょう。

 

食材100gあたりの糖質
  • キャベツ:3.4g
  • 白飯:36.8g
  • トマト:3.7g
  • たまねぎ:7.2g
  • りんご:13.1g
  • 絹ごし豆腐:1.7g

 

他の食材と比べても、キャベツの糖質は低いといえますね。1玉まるまる食べるくらいでなければ、気にするほどの量じゃありません。

 

カロリー・糖質共に低カロリーなので、ダイエット中に食べる食材として、キャベツは向いています。

 

キャベツの主な栄養は?

キャベツに含まれている主な栄養と効果は、次のとおりです。

 

  • ビタミンK:止血効果、骨の形成
  • ビタミンC:アンチエイジング効果、貧血予防
  • 葉酸:心臓病予防、貧血予防、妊婦への良い効果
  • ビタミンU:胃の修復効果

 

ビタミンUは聞きなれないビタミンだと思いますが、胃酸の出すぎを抑えたり、胃腸の粘膜を修復する効果があります。

 

ビタミンUは「キャベジン」とも呼ばれ、その名のとおりキャベツから発見されたビタミンです。この呼び方が商品名となった胃腸薬もありますよね。

 

とんかつなど揚げ物とキャベツを一緒に食べるのは、「ビタミンUで胃を守り胸焼けしないから」という合理的な理由があるからなんですよ。

ビタミンUの効果があるで、胃が弱っている人にもキャベツはおすすめできます。

 

他にもキャベツは、がん予防に効果があります。イソチオシアネート、ベルオキシダーゼ、インドールといった成分の効果です。

 

ダイエットには、栄養のバランスがとても大切なので、キャベツの栄養を知っておくといいですね。

 

栄養が逃げないキャベツの食べ方は?

キャベツ千切り

 

キャベツは、水で長時間さらしたり、茹でたり、しっかり炒めたりすると、ビタミンCとビタミンKが失われてしまいます。

 

理由は、ビタミンCとビタミンKが水溶性ビタミンだからです。水溶性ビタミンとは、水に溶けて熱に弱い性質があるビタミンのことを指します。

 

ですので、長時間水にさらす、茹でる、しっかり炒めるを行うと、水溶性ビタミンが水に溶けたり熱で破壊されて、効率よく摂取できなくなるのです。

野菜を茹でると栄養が逃げるという話も、これが原因ですね。

 

効率よく栄養を摂取するためには、まず生で食べる方法があります。このとき、長時間水につけないよう注意してください。さっと洗うようにしましょう。

 

次に、高温でさっと炒める方法とさっと茹でる方法もあります。熱を通す場合でも、なるべく短時間になるよう工夫すると、栄養の破壊が最小限になりますよ。

 

例えば、キャベツを炒める順番を最後にして、高温短時間で炒めると効果的です。

茹でるときにも、短時間で茹できるようにすると良いですね。

 

キャベツを食べる際には、栄養が逃げたり壊れないように、水にひたす・熱をとおすは、短時間の最低限にするとよいでしょう。

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キャベツを食べて太る原因はドレッシング?

ドレッシング

 

キャベツを食べて太る場合、キャベツそのものではなくドレッシングが高カロリーであるケースが考えられます。

 

キャベツそのものは、1玉食べてもたいしたカロリーではないので太りにくい食材です。しかし、ドレッシングはカロリーの高いものも多々あります。

 

サラダやキャベツの千切り一人前に対して、ドレッシングは約15g(大さじ1程度)が適量です。

 

カロリーの高いごま、シーザー、イタリアン、中華などのドレッシングは、一人前15gで50~80kcalにもなってしまいます。

 

せっかくダイエットのためにキャベツを食べていても、カロリーの高いドレッシングをたっぷりかけてしまうと、予定よりはるかにカロリーを取る可能性がありますよ!

 

一方、ノンオイル系のドレッシングは一人前15gで15kcal以下の種類が多いのです。ダイエットのためにキャベツを食べている人は、ドレッシングのカロリーを気にすれば、より効果が出ます。

 

スーパーなどでドレッシングを買うときには、ラベルのカロリーを比べてみてください。よりダイエット中にキャベツを食べる効果があがります。

 

キャベツはダイエットにいいの?

キャベツ

 

キャベツはカロリー・糖質が低めなので、たくさん食べても太りにくいダイエット向きの食材です。

 

特に、生で食べるとしっかりと噛まないと飲み込めないので、よく噛むことで満腹感が味わえます。無理なく食事量を減らすことができますね!

 

さらに、値段も安めで生のキャベツをモリモリ食べるだけなので、手間が掛からず継続しやすいという特徴もあります。

ドレッシングもノンオイル系のカロリーが低いものにすれば、より効果的です。

 

食べるタイミングは、食事量を減らしやすい食前をオススメします。食事前に、キャベツを生で200g食べれば、そのあとの食事を少なく済ますことができますよ!

 

このように、キャベツが低カロリーであることを生かして、ダイエットに有効活用しましょう。

 

まとめ

ポイントは次のとおりです。

 

  • キャベツ1玉のカロリーは235kcal、糖質は35g
  • キャベツにはビタミンC・K・Uと葉酸が豊富
  • 長時間水にひたしたり加熱すると、栄養が効率よく取れない
  • ドレッシングはノンオイル系が低カロリーでおすすめ
  • キャベツは低カロリーで食べごたえがあるので、ダイエットにオススメ

 

うまくキャベツをダイエットに取り入れてみましょう。