もやし(萌やし)は安くて量があるので、家庭にとても優しい食材ですよね。とてもコストパフォーマンスが良いもやしですが、非常に傷みやすいという欠点があります。
うちでは、もやしからちょっと酸っぱい臭いがするけど火を通せばいけそう…?と悩むことがよくありました。
そんなときに、もやしが腐ったり傷んだときの変化を知り、どの程度なら食べられるかの目安がわかれば楽ですよね。
そこで今回は、もやしが腐ったときの変化とすっぱい臭いがしたら食べられるか?についてご紹介します。
また、もやしが腐りやすい理由と保存期間と保存方法についても、あわせてお伝えしますよ。
もやしが腐ったときの変化は?
もやしが傷むと次のような変化があります。
- 茶色や白っぽい汁が出る
- 茶色に変色している
- どろどろに溶けている
- すっぱい臭いがする
- ぬめりが出ている
このような変化があったら、食べないほうが良いでしょう。もやしは非常に傷みやすい食材なので、購入直後であっても傷んできていることがあります。
怪しいもやしは、ニオイが大丈夫か?をまず確認してください。傷んできたもやしからは、酸っぱいような臭いがしてくるので、その臭いがしたら危険信号です。
ただし、酸っぱい臭いがしても、変色が少ない、茶色や白の汁が出ていない(透明な汁ならセーフ)、どろどろに溶けていないなど、見た目に腐った変化が出ていないもやしもあります。
見た目に腐った変化が出ていないもやしは、水洗いして酸っぱい臭いを落ちるなら、しっかり加熱すれば食べることができます。
そのようなもやしは傷みかけていますが、お腹が弱い人じゃなければ一応食べられますよ。
不安だったり、お腹が強くない人は、やめたほうが無難です。私はお腹が弱いので、酸っぱい臭いが少しでも残れば、食べないようにしています。
いずれにしても、もやしはとても傷みやすく、値段も安い食材なので、危ないときは捨てる勇気を持ちましょう。
怪しいときは、必ず見た目・臭い・味などで、判断することが大切です。
なぜもやしの傷みは早い?
もやしは、日光に当たらない暗所で育つので、日光殺菌ができずに細菌が増殖しやすい食品です。
スーパーなどに出荷される際に洗浄・滅菌はされますが、それでも菌が増殖しやすい食品であることは変わりません。
そもそも食品が傷んだり腐ったりするのは、雑菌が増殖することが原因です。雑菌が増殖しやすいもやしは傷みやすいのは、当たり前ですよね。
雑菌が増殖しやすいこともあるので、もやしはしっかり加熱して食べるようにしてください。食中毒の可能性がぐっと下がりますよ。
もやしの保存方法と保存期間は?
もやしの適切な保存方法は、次のとおりです。
- もやしを透明なビニール袋から出し、タッパーなどに入れる
- もやしが空気に触れないように、タッパーに水を入れる
- フタをして冷蔵庫に入れて保存
- タッパー内の水を毎日取り換える
水を毎日取り換えるのがやや面倒ですが、このときの保存期間は3日~1週間です。
対して、スーパーで買ったままの状態で、冷蔵庫に入れた場合の保存期間は約2日になります。
2日以内にもやしを使わない場合は、タッパーで水に浸した保存方法がオススメです。
どちらの保存期間もあくまで目安ですので、自分の臭い・見た目・味などでしっかり腐っていないか確認しましょう。
ちなみに、もやしは冷凍保存をすることもできます。
もやしを洗って水気をよく切り、ジップロックなどで空気を抜いて密封してから冷凍庫で保存してください。
冷凍保存の場合の保存期間は約1カ月です。ややシャキシャキした食感が落ちますが、ちょっとした炒め物や汁物に入れるには便利ですよ。
もやしは腐りやすいので、常温放置などすると、すぐ傷んでしまいます。しっかり冷蔵庫などで保存してください。
まとめ
もやしは腐ってくると、酸っぱい臭い、茶色に変色する、どろどろに溶ける、茶色や白っぽい汁が出る、ぬめりが出るなどの変化があります。
酸っぱい臭い以外の変化がないもやしなら、水洗いして臭いが落ちれば、しっかり加熱して食べることもできますよ。
もやしは、日光に当てずに育てるので、雑菌が増殖しやすく傷みやすい食品です。
もやしの保存方法は、タッパーなどで水に浸して冷蔵庫に入れましょう。タッパーの水を毎日取り換えると、3日~1週間ほど日持ちします。
買ってきた袋のまま冷蔵庫に入れると、保存期間は約2日です。
冷凍するときは、もやしを洗って水気を切り、ジップロックなどで密封してから冷凍庫で保存しましょう。冷凍保存の場合の保存期間は約1カ月です。
もやしは傷みやすいので、臭いがおかしくないか?をまず確認するといいですよ。
私はお腹を壊しやすいので、きわめて慎重に確かめています!