豆腐は安くておいしいですが、あまり日持ちしない食品ですよね。
昔は私も賞味期限がちょっと過ぎた豆腐を味噌汁にしてしまい、酸っぱい味噌汁を作って泣く泣く捨てたことがあります。
豆腐を料理してから捨てないためにも、豆腐が腐ったときの変化を知っておくことが大切ですよね。
そこで今回は、豆腐が腐った時の変化について、お伝えします。
またあわせて、賞味期限切れから何日まで食べられるかの目安と保存方法についても、ご紹介しますよ。
豆腐は腐ったらどんな変化があるの?
豆腐は腐ったり傷んだりすると、次のような変化があります。
- 酸っぱい臭いなど異臭がする
- 酸っぱい味や苦い味がする
- ぬめぬめする
- ねばついて糸を引く
- 色が黄色に変色する
- パックの水分が白く濁る
- パックがパンパンに膨らんでいる
このような変化があった場合、豆腐は傷んできています。傷んできた豆腐が食べられるか判断するには、臭いと味で確認しましょう。
酸っぱい臭いや味がした場合は、腐っている可能性が高いので捨てたほうが良いですよ。腐ってなくても味がおかしくなっているので、おいしくないですしね。
臭いと味が問題ない場合でも、他の傷んだときの変化があったときは、大事を取って加熱調理すると安心です。
豆腐はそれほど日持ちしない食品なので、お腹が弱い人は特に気を付けましょう。
ちなみに、豆腐のパックがパンパンになるのは、パック内で豆腐の発酵がすすんでガスが放出されているからです。
腐っている可能性が高いので、慎重に確認してください。
豆腐の賞味期限切れからいつまでセーフ?
スーパーに売っている一般的なパックに水が入った豆腐の場合は、未開封なら賞味期限が切れて5~7日くらいまでなんとか食べられるケースが多いです。
もちろん保存状態によっても違いますので、目安の期間に関わらず臭いや味で必ず豆腐の状態を確認してください。
不安なら、しっかり加熱して食べるとより安全です。
開封してしまった豆腐の場合は、賞味期限に関わらず2日以内に食べきるようにしましょう。一度開封してしまうと、雑菌の増殖スピードがべらぼうにあがりますので、すぐ食べきることをオススメしますよ
しかし、パックを開封した場合でも、記事後半で説明する保存方法なら長持ちさせることができます。参考にしてください。
もちろん、基本的には賞味期限内に安全かつおいしく食べたほうが良いことは間違いありません。
今回の食べられる期間は、あくまで目安なので必ず豆腐の状態を確認してから、自己責任でお召し上がりください。
豆腐の種類によっては、賞味期限ではなく消費期限が表示されていることがあります。
賞味期限はおいしく食べられる期間であるのに対して、消費期限は安全に食べられる期間のことです。
つまり、賞味期限は「〇〇まではおいしく食べられます」と書かれていて、消費期限は「××までに食べてください」と書かれているわけですね。
賞味期限はおいしく食べられる期間なので、期限が切れたら多少味は落ちても食べることができるわけです。
対して、消費期限表示の場合は、消費期限の日にちまでに食べることが推奨されています。
ですので、消費期限表示の場合は、特に早めに食べましょう。
ちなみに、消費期限表示されている豆腐は、昔ながらの製法で作った豆腐が多く、期間が短く設定されています。注意しましょう。
期間が短い分、おいしいと思います!
豆腐が長持ちする保存方法は?
豆腐をタッパーに移して水をひたひたに入れて密封し、冷蔵庫で保存してください。この保存方法ですと、通常より傷みにくく日持ちします。
このとき、必ずタッパーの水を毎日交換してください。
詳しくはこちらの記事で詳しく書いていますので、参考にどうぞ。
参考:豆腐の保存方法!水にひたすと日持ちする?冷凍はできるの?
まとめ
豆腐は腐ってくると、酸っぱい臭い・味、ぬめり、糸を引く、黄色に変色、水分が白く濁る、パックが膨張する、といった変化があります。
見た目で怪しい豆腐は、必ず臭いと味がおかしくないか確認しましょう。
スーパーで売っている一般的な水が入った豆腐の場合は、賞味期限切れから5~7日が食べられる目安です。
目安に関わらず、臭いや味を確認して自己責任において、食べるようしてください。
豆腐を保存するときは、タッパーに移した豆腐を水にひたして密封して、冷蔵庫で保存しましょう。そして、タッパーの水を必ず毎日交換すると日持ちします。
腐った豆腐を食べると特にひどい腹痛に襲われるので、注意を忘れないでください!