殻付きウニ

 

生のウニは甘みが強く、口の中でとろけるような美味しさがありますよね!

私は昔北海道に住んでいたころ、新鮮な殻付きのウニをもらって食べたことがあります。捕ってすぐ食べるウニは別次元のおいしさでした!

 

ウニをもらって食べられる人は限られた地域の人だけですが、今の時代通販などで新鮮な生ウニを簡単に食べることができます。

 

生ウニの商品の種類は、殻付きウニ・塩水ウニ・板ウニの3種類がありますよね。

いざ買おうと思っても、いまいちどんなウニにどんな特徴があるか、わからない人が多いと思います。

 

そこで今回は、殻付きウニ・塩水ウニ・板ウニの特徴・保存方法・賞味期限について、ご紹介します!


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殻付きウニ・板ウニ・塩水ウニはどんなウニ?

ウニ 軍艦

 

生ウニを通販やスーパーで購入した場合、次のような商品(種類)があります。

 

  • 殻付きウニ:イガイガの殻がついたままのウニ
  • 塩水ウニ:プラスチックの容器などで塩水にひたしてあるウニ
  • 板ウニ:木の箱に入ったウニ(ミョウバン入りが多い)

 

それぞれの種類で味に違いがあったり、賞味期限に違いがあったり一長一短がありますよ。

各ウニの特徴を解説していきます。

 

殻付きウニの特徴・賞味期限・保存方法は?

殻付きウニ

 

殻付きウニは、そのまま未加工のウニなので甘味があり味が良い反面、賞味期限が短い欠のが欠点です。また、殻を割る食べにくさもありますよね。

 

殻付きのままのウニは日持ちしないので、届いた当日か遅くとも翌日に食べるようにしてください。

 

どうしてもすぐ食べられない場合は、次の方法で保存するとやや日持ちします。

まず殻をさばいて身だけ取り出し、タッパーなどで身を塩水にひたしてから冷蔵庫で保存してください。

(塩水は濃度3%程度:水500mlに塩大さじ1ほど)

 

殻付きのまま保存すると、ウニが傷みやすく保存期間が短くなってしまいます。

ウニをすぐ食べない場合は、必ずすぐ身だけを保存しましょう。

 

塩水につけて冷蔵庫で保存した場合のウニの保存期間(賞味期限)は約3日です。

すぐ味が落ちて傷んでしまいますので、なるべく早めにお召し上がりください。

 

また、ウニは解凍時にドロドロに溶けるので、冷凍保存はできません。余った場合は、焼く、茹でる、パスタソースするなど加熱して保存することをオススメします。

ただ、せっかくの生ウニを加熱したらもったいないので、できるならすぐ食べましょう!

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塩水ウニの特徴・賞味期限・保存方法は?

塩水ウニ

 

塩水にウニをつけることで、殻付きや身だけの状態よりも鮮度を保っています。塩水につけただけの無添加のウニが多く、味もほぼ自然の状態のままです。

 

塩水ウニは、板ウニと違って保存にミョウバンを使ってないので、不自然な苦みがありません。殻付きに近いウニの甘みが味わえます。

ただし、賞味期限は板ウニより少し短く、大きさも板ウニより不揃いという欠点もあります。

 

塩水ウニの賞味期限は発送日から約4~5日が目安です。届いてからだと2~3日ほどですね!

商品によっても賞味期限は違いますので、記載されている賞味期限を重視してください。

 

塩水ウニの保存方法は、送られてきた塩水につけたまま、冷蔵庫で保存してください。

冷凍はできません。解凍するとドロドロに溶けてしまうからですよ。

 

もし、誤って送られてきた容器ごと塩水を捨ててしまったときには、濃度3%の塩水を自分で作り、ウニを塩水にひたして保存しましょう。

(濃度3%の塩水:水500mlに塩大さじ1程度)

 

塩水なしよりも、少し日持ちします。

塩水ウニは味と保存期間のバランスがよく、個人的にはオススメです!

 

板ウニの特徴・賞味期限・保存方法は?

板ウニ

 

板ウニは木の箱で保存されたウニで、大きさがそろっていて見た目が良いです。寿司屋などで軍艦に使用されています。賞味期限も塩水ウニより通常長いです。

 

ただし、板ウニにはミョウバンが使われています。形を保ち、防腐剤の役割をするためですね。

体には害はありませんが、やはり不純物なので味にわずかな苦みが加わります。

 

質の良いウニであれば、ミョウバンの使用量も少なくなるので、高いお寿司屋さんのウニは気にならないくらいの美味しさです。

 

また、業者によっては、木の箱に入っていても無添加のウニがあるので、一概には区別できないこともあります。無添加の場合は、商品の説明に記載されているので、賞味期限に注意しましょう。

 

板ウニの賞味期限は約5~6日が目安です。商品によっても違いますが、傾向として塩水ウニよりも長い場合が多いですよ。

板ウニも製造元が指定している賞味期限を必ず守りましょう。

 

板ウニの保存方法は、冷蔵庫でそのまま保存してください。

他のウニより日持ちするといっても生ものですので、開封したらなるべく早く食べ切りましょう。

 

殻付きうに・塩水うに・板うにを比較すると?

比較

 

味・賞味期限を次のとおり比較してみました!

 

美味しさ:1殻付きウニ>2塩水ウニ>3板ウニ

 

賞味期限

長い:1板ウニ>2塩水ウニ>3殻付きウニ

 

値段は品質でピンキリです。いずれにしてもウニは高級品ですよね。

もちろん、味や賞味期限は商品によって順位が変動します。個人的なランキングです。

 

時期によってもウニのおいしさは違うので、なるべく旬のウニを安く美味しく食べたいですね!

 

まとめ

殻付き生ウニは、ウニ本来の味を楽しめます。欠点は賞味期限が短く、殻を割って食べる手間がかかることですよ。

賞味期限は届いて当日か翌日です。

 

すぐ食べられないのなら、身だけ取り出して塩水にひたして冷蔵庫で保存してください。

塩水で保存した場合は、保存期間は約3日が目安です。

 

塩水ウニは塩水で保存期間を延ばし、板ウニよりウニそのものに近い味を楽しめます。

ただし、賞味期限は板ウニより短めで、大きさが不ぞろいの場合が多いです。

賞味期限は約4~5日が目安です。

 

板ウニは形がそろっていて、見た目が美しいです。賞味期限は塩水ウニより少し長めですね。

欠点は、見た目を守るためと防腐剤としてミョウバンが使用されていることが多く、味にわずかに苦みがあります。賞味期限は約5~6日が目安です。

 

共通していえることは、生ものなのですぐ食べてください!

すぐ味も損なわれるし傷むので、届いてすぐ食べることが望ましいですよ!

 

賞味期限は目安に囚われず、製造元記載の期限を必ず守りましょう。商品によってだいぶ変わってきます。

 

冷凍保存は、解凍時にドロドロに溶けてしまうので、オススメしません。

どうしても消費できないときは、加熱して保存してください。

 

どのウニも一長一短ありますが、どれもとても美味しいです。

値段と相談しつつ、美味しいウニを買いましょう。

ワニじゃありません。ウニです。