キムチはご飯のおかずにもぴったりですよね。
辛い中に甘酸っぱさもあり、ついつい食べ過ぎてしまう人も多いのではないでしょうか。
食べ過ぎたときに気になるのが、キムチのカロリーです。
もとが白菜で野菜だからカロリーも低いような気がしますが、果たしてキムチのカロリーはどのくらいなのでしょうか?
また、キムチに含まれている塩分や糖質もダイエットをするときには気になりますよね。
そこで今回はキムチのカロリーと塩分・糖質について、ご紹介します。
また、キムチがダイエットに向いているかどうかと納豆キムチの効果についても、あわせてお伝えしますよ。
キムチのカロリーは?
キムチのカロリーは次のとおりです。
- キムチ100g:46kcal
- キムチ1パック(300g):138kcal
- キムチ小皿(50g):23kcal
スーパーなどで売っているパックは、だいたい300gのものが多いですね。一回に食べる量としては、小皿一皿分の50gになると思います。
キムチのカロリーは100gあたり46kcalです。小皿1皿あたりだと23kcalになります。
とても低いですね!
キムチ小皿1皿あたりのカロリー(23kcal)がどれくらいかというと、ご飯一膳(160g)のカロリーは269kcalです。
キムチ小皿12皿分とご飯1膳がだいたい同じくらいとなります。
ちなみに他のおかずで比べると、納豆は1パックで109kcal、味噌汁は1杯で43kcalです。
キムチのカロリーが低いことがわかりますね!
比較した結果、キムチのカロリーは低いことがわかりましたが、ご飯をたくさん食べてしまうと逆に高カロリーになるので注意しましょう。
味が濃いので、ついついたくさん食べてしまいがちです。
キムチの塩分はどれくらい?
キムチ100gあたりだと2.2gの塩分が含まれています。小皿1皿で換算すると1.1gです。
1.1gが多いか少ないかでいえば、やや多いと言えますね。
他のおかずと比較すると、次のとおりです。
おかず50gあたりの塩分量
- キムチ:1.1g
- きんぴらごぼう:0.4g
- ほうれん草の胡麻和え:0.4g
- 味噌汁(50gだと1/3杯分):0.5g
きんぴらごぼうやほうれん草の胡麻和えと比較すると、キムチの塩分量は多いです。
ちなみに、サラダ一人前(80g)にかけるドレッシングの塩分量は約0.9gですよ。食べごたえも考えると、サラダと比べてもキムチの塩分量は多いといえますね。
また、厚生労働省によると、1日あたりの塩分摂取量の目標値は男性8g、女性7gとされています。
仮に夕食全体で4gの塩分を取ると考えると、キムチの小皿だけで夕食の塩分量の約3割も占めてしまうのです。
他のおかずを考えると、やはりちょっと多いくらいですね!
キムチは白菜を塩漬けにしてつくられるので漬物に近い食べ物です。実は漬物もキムチと同じくらいの塩分量ですよ。
キムチの塩分は多めなので、気になる方は食べ過ぎないほうがいいですよ。
もちろん食べてはいけないということではありません。
キムチを食べるときは他のおかずを塩分の少ないものにして、全体のバランスを取るといいでしょう。
キムチの糖質について
商品にもよりますが、キムチの糖質は100gあたり約6gです。
小皿1皿分(50g)だと約3gになります。
小皿で約3gはやや多いかな?というレベルですが、ダイエット中に食べるのを控えるほどではないでしょう。
参考までに、ご飯1膳あたりには糖質は約55g含まれています。危険なのは、キムチでご飯をいっぱい食べてしまうことです。
ちなみに緩めの糖質制限ダイエットの一例では、糖質を一日150g以下に抑えるくらいが望ましいですよ。
単純に一日の糖質150gを3食で割ると、一食あたりの糖質は50gです。実際は夕食と昼食がやや多めになると思いますが。
キムチ一食分(50g)で糖質は3gなので、キムチそのものよりも白米や麺など他の炭水化物を取りすぎないことが重要となります。
キムチの糖質は少なくはないので、大量に食べるのはNG!
しかし、少量なら他のメニューとのバランスを考えて食べても問題ありません。
キムチはダイエットに向いている?
キムチのカロリーは低めですが糖質はそれなりですので、ダイエット中に大量に食べるのは向きません。
しかし、一日に小皿1皿程度食べるならダイエット効果が望めますよ!
というのも、キムチに含まれているカプサイシンを摂取したあとに運動すると、脂肪燃焼を促進する効果があります。
カプサイシンは唐辛子などに含まれている辛い成分ですね。食べると発汗作用もあって、ダイエット向きと言えますよ。
ただし、カプサイシンには胃腸を働かせ、食欲を増進させる効果もあります。キムチを食べるときには、他のおかずを含め食べ過ぎないよう注意が必要です!
また、キムチの白菜には食物繊維が多く含まれています。
食物繊維には、便通を良くする効果や血糖値の上昇を緩やかにする効果があるので、これもダイエットに向いていますね。
キムチはダイエットに向いている食材といえますが、大量に食べると逆効果です。カロリーは低めですが、塩分・糖質が高めですので、サラダのように食べていては、健康に悪く逆に体重にも良くありません。
あくまで、少量を食べることが大切ですよ。
具体的には、1日小皿1皿分(50g)くらいが目安です。
キムチを食べた後に運動することで、よりダイエット効果を高めることができます!
キムチは納豆と一緒に食べると良い?
キムチは納豆と一緒に(混ぜて)食べると、より栄養バランス良くダイエット効果が望めます。
納豆には、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルと栄養バランスが非常に良い食材で、キムチだけでは不足しがちな栄養を補ってくれるのです。
さらに、納豆にはナットウキナーゼや大豆成分が含まれていて、血液サラサラ効果や生活習慣病の予防、美肌効果など体に良い効果がいっぱいありますよ!
納豆のカロリーや栄養は、こちらの記事で詳しく書いています
芸能人の深田恭子さんは、納豆キムチダイエットでなんと10kgも痩せたそうです。
納豆とキムチの相性の良さがわかりますね!
キムチの食べ方は、1日に小皿1皿分を食べ続けると効果的です。
さらに、納豆とキムチを一緒に食べると、より良い効果が望めます!
まとめ
今回の記事のポイントは次のとおりです。
- キムチのカロリーは100gあたり46kcal
- 一食分(50g)のカロリーは23kcalと低い
- キムチの塩分は100gあたり2.2g
- 一食分(50g)の塩分は1.1gと高め
- キムチの糖質は100gあたり6g、一食分(50g)で3gとやや高め
- キムチはカプサイシンには脂肪燃焼促進効果があるが、食欲増進効果もあるので注意
- キムチの白菜には食物繊維が豊富で、便通が良くなり血糖値の上昇を緩やかにする
- カプサイシンと食物繊維の効果で、キムチはダイエット向きの食材
- キムチは納豆と一緒に食べると、栄養バランスが良く相性がいい!
- キムチを一日小皿1皿分ずつ食べると効果的
ただキムチを食べるだけでは、痩せる効果はありません。
食後の運動と併せることで、ダイエット効果が高まります!
キムチの腐った時の変化や賞味期限については、こちらを参考にしてください。