オクラは夏バテや疲労回復に効果があって、積極的に食べたい野菜ですよね。
うちではよくトロロやなめこと一緒にして、ネバネバ丼にして食べています。
体に良いオクラですが、食べたときに硬い部分があったり、口の中でトゲが刺さったことはないでしょうか?
実はオクラの下処理は不十分だと、そうなることがあるんです。
しっかりとオクラのがく・トゲ・産毛を処理すれば、よりおいしくオクラを食べることができますよ。
そこで今回は、オクラの下ごしらえの方法についてご紹介します。
また、オクラを電子レンジで加熱する方法と生の食べ方についても、あわせてお伝えしますよ。
オクラの下処理の方法は?
オクラの下ごしらえの方法は次のとおりです。
- オクラのガク(写真を参考)を包丁で削る
- 茎の長い部分を切り落とす
- さっと水洗いしたオクラにまな板の上で塩を振る
- 手の平で優しく転がして(板ずり)、トゲと産毛を落とす
- 沸騰したお湯に入れ、オクラを箸で回しつつ約1分茹でる
- オクラをザルにあげ、冷水か氷水につける
- 粗熱が取れたらカットして完成
オクラは茹でる前にカットしてしまうと、中に水が入って食感が悪くなってしまいます。
茹でる前のカットは、ガクを落として茎を少し切るくらいに留めましょう。
ガクと茎を切ったあとは、塩を振ったオクラを手で転がしてください。(板ずり)
そうすることで、オクラの表面のトゲや産毛が落ちて滑らかになり食感がよくなります。
ちょっと手間がかかりますが、食べたときにトゲが刺さって不快な思いをしにくいですよ。
その後、板ずりをして塩がついたままのオクラを茹でます。下味にもなって一石二鳥です。
茹で時間は好みによりますが、1分ほどが良いでしょう。
硬めの食感が好みの方は茹で時間を短くする、柔らかめの食感が好きな方は茹で時間を長くするなど、茹で時間を調整するとよりおいしく食べられます。
オクラの大きさによっても茹で時間は変わってきますので、色々試してみてください。
茹で上がったら冷水に冷やして完成です。冷水につけることで、オクラの緑色が鮮やかになります。
細かい作業がわかりにくい場合は、次の動画を参考にするといいですよ。
オクラは電子レンジでも加熱できる?
オクラを茹でるのが面倒という方は、電子レンジで加熱する方法もあります。
茹でるより時短になって、色も綺麗に仕上がりますよ。
電子レンジの加熱方法は、次のとおりです。
- 下ごしらえ(前半参照)の塩を振って板ずりまで終わらせる
- 耐熱皿にオクラを乗せてラップをする
- 電子レンジ500Wで約1分30秒加熱する
- 冷水にひたし粗熱が取れたら、カットして完成
下ごしらえは記事前半を参考にして、板ずりまで進めてください。
お湯で茹でるところを電子レンジで加熱します。
電子レンジで加熱する方法は、お湯が沸かす手間がない分だけ楽ちんです。
加熱時間はオクラの大きさ・量、柔らかさの好みによって調節してください。
オクラを生で食べよう!
実はオクラは生で食べることができます。
生で食べると、オクラの栄養を逃がさず取ることができて、手間もかかりません。
ただし、オクラを硬く感じたり青臭く感じる人もいるので、好き嫌いがありますよ。。
生で食べるときの下ごしらえの方法は、基本的には茹でるときを変わりません。
茹でるところで、塩を洗い流してカットして完成です。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
参考:オクラは生で食べられるの?茹でると栄養が逃げるって本当?
まとめ
オクラの下ごしらえのポイントは、茹でる前にオクラ内部に水が入らないようカットしないことが大切です。
塩を振って板ずりをすることで、オクラの産毛とトゲを落とすと口当たりがよくなります。
電子レンジで加熱すると、時短になり色も鮮やかです。
オクラは生で食べることもできます。栄養を逃がさず食べられますよ。
オクラはとても体に良いので、積極的に食べましょう!