サザエは刺身やつぼ焼きが有名ですが、塩茹でにしても違ったおいしさがあります。
中には、つぼ焼きより茹でたほうがおいしい!という人もいるくらいです。
意外とファンの多い茹でたサザエですが、茹で方と茹で時間がわからない方もいるのではないでしょうか?
また、ゆでた後のサザエを全部食べられるか気になるところです。
そこで今回は、サザエの茹で方をご紹介します。
また、茹でたサザエに食べられない部分があるかについても、あわせてお伝えしますよ。
サザエの茹で方は?
サザエの茹で方は次のとおりです。
- サザエの表面の汚れをタワシなどで洗い、水で流す
- 鍋にサザエと水を入れ、塩を小さじ1程度入れる
- 火にかけて、沸騰後から約10分茹でる
- ザルにあげて粗熱を取って完成
つぼ焼きよりも非常に楽に食べられます。
楽でおいしいので、個人的にはつぼ焼きより茹でるほうがオススメです!
茹で上がったら、竹串で身を取り出して食べましょう。
おつまみにぴったりですよ!
茹でたサザエに食べられない部分はあるの?
茹でたら貝入口のフタ以外すべて食べられます。渦巻の肝も食べてOK!
フタを取ってそのまま食べて大丈夫です。ちなみに、肝は生でも食べられます。
牡蠣と違ってサザエはノロウィルスなどの貝毒を持っていません。
貝毒は二枚貝にはありますが、巻貝であるサザエにはありません。
身も内臓も安心して食べてください。
また、茹でたサザエはすべて丸々食べられますが、刺身にするなら砂袋・口・ハカマを取ってから食べることになります。
ハカマはちょっと苦みがありますので、苦手という方は茹でていても取り除いて食べるといいでしょう。
サザエの肝はオスとメスで違う?
サザエのオスとメスでは、渦巻のような形をしている肝の色が違います。
渦巻のような肝がオスは白っぽいクリーム色で、メスは黒っぽい緑色をしているのです。
肝の味も違いがあって、緑色の肝のメスのほうが苦みを感じます。
私は苦みがあるメスのほうが好みですが、どちらが好きかは人によると思いますよ。
ちなみに、オスもメスも渦巻の部分を「肝」とまとめて呼ばれていますが、正確にはオスの肝は「精巣」、メスの肝は「卵巣」です。
サザエの肝とはつまり、オスとメスを分ける生殖腺と呼ばれる部分のことでした。
オスとメスの違いが出ている部分なので、見た目が違うのも当たり前ですね。
肝の違いはサザエと同じ巻貝である「アワビ」も同様です。
アワビの肝もサザエと同じように、オスは白っぽく、メスは緑色っぽくなっています。
機会があれば、サザエと見比べてはどうでしょうか。
まとめ
サザエの茹で方は、殻の汚れを取ってから約10分塩茹でしてください。
茹でたサザエは蓋以外すべて食べることができますよ。
また、サザエの肝はオスが白っぽく、メスが黒緑っぽい色です。
メスの肝のほうにやや苦みがあります。
肝も含めて、茹でておいしくサザエを食べましょう!