サザエ

 

サザエは刺身やつぼ焼きが有名ですが、塩茹でにしても違ったおいしさがあります。

中には、つぼ焼きより茹でたほうがおいしい!という人もいるくらいです。

 

意外とファンの多い茹でたサザエですが、茹で方と茹で時間がわからない方もいるのではないでしょうか?

また、ゆでた後のサザエを全部食べられるか気になるところです。

 

そこで今回は、サザエの茹で方をご紹介します。

また、茹でたサザエに食べられない部分があるかについても、あわせてお伝えしますよ。


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サザエの茹で方は?

お湯 茹でる

 

サザエの茹で方は次のとおりです。

 

  1. サザエの表面の汚れをタワシなどで洗い、水で流す
  2. 鍋にサザエと水を入れ、塩を小さじ1程度入れる
  3. 火にかけて、沸騰後から約10分茹でる
  4. ザルにあげて粗熱を取って完成

 

つぼ焼きよりも非常に楽に食べられます。

楽でおいしいので、個人的にはつぼ焼きより茹でるほうがオススメです!

 

茹で上がったら、竹串で身を取り出して食べましょう。

おつまみにぴったりですよ!

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茹でたサザエに食べられない部分はあるの?

サザエ

 

茹でたら貝入口のフタ以外すべて食べられます。渦巻の肝も食べてOK!

フタを取ってそのまま食べて大丈夫です。ちなみに、肝は生でも食べられます。

 

牡蠣と違ってサザエはノロウィルスなどの貝毒を持っていません。

貝毒は二枚貝にはありますが、巻貝であるサザエにはありません。

身も内臓も安心して食べてください。

 

また、茹でたサザエはすべて丸々食べられますが、刺身にするなら砂袋・口・ハカマを取ってから食べることになります。

 

ハカマはちょっと苦みがありますので、苦手という方は茹でていても取り除いて食べるといいでしょう。

 

サザエの肝はオスとメスで違う?

サザエ

 

サザエのオスとメスでは、渦巻のような形をしている肝の色が違います。

渦巻のような肝がオスは白っぽいクリーム色で、メスは黒っぽい緑色をしているのです。

 

肝の味も違いがあって、緑色の肝のメスのほうが苦みを感じます。

私は苦みがあるメスのほうが好みですが、どちらが好きかは人によると思いますよ。

 

ちなみに、オスもメスも渦巻の部分を「肝」とまとめて呼ばれていますが、正確にはオスの肝は「精巣」、メスの肝は「卵巣」です。

 

サザエの肝とはつまり、オスとメスを分ける生殖腺と呼ばれる部分のことでした。

オスとメスの違いが出ている部分なので、見た目が違うのも当たり前ですね。

 

肝の違いはサザエと同じ巻貝である「アワビ」も同様です。

アワビの肝もサザエと同じように、オスは白っぽく、メスは緑色っぽくなっています。

機会があれば、サザエと見比べてはどうでしょうか。

 

まとめ

サザエの茹で方は、殻の汚れを取ってから約10分塩茹でしてください。

茹でたサザエは蓋以外すべて食べることができますよ。

 

また、サザエの肝はオスが白っぽく、メスが黒緑っぽい色です。

メスの肝のほうにやや苦みがあります。

 

肝も含めて、茹でておいしくサザエを食べましょう!