かぼちゃは野菜の中でも甘みが強く、煮物にしてもお菓子にしてもおいしいですよね。
かぼちゃコロッケ、パンプキンスープ、かぼちゃ入りお汁粉、かぼちゃプリンなどなど、私はかぼちゃの甘さを活かした料理が大好物です。
おいしいかぼちゃですが、大きいかぼちゃを一回で使い切るのはなかなか難しいと思います。
残った分を後で使おうと思っていても、ついつい忘れてしまって、食べられるか怪しい状態に…という人もいるのではないでしょうか?
そんなときに、かぼちゃが腐ったり傷んだときの変化を知っていれば、食べられるかぼちゃかどうか見分ける目安になりますよ。
そこで今回は、かぼちゃが腐ったときの変化について、お伝えします。
また、かぼちゃの断面についている白いものの正体についても、併せてご紹介しますよ。
かぼちゃが腐ったときの変化は?
かぼちゃは腐ったり傷むと次のような変化があります。
- 黒く変色する
- カビが生える
- ブヨブヨに柔らかくなる
- ヌメりが出る
- 異臭がする
- 酸っぱい味がする
このような変化が激しい場合は、もったいないですが捨ててください。
まず、かぼちゃは傷んでくると見た目は黒く変色していきます。カビが生えた場合もアウトですね。
そして、かぼちゃ全体がブヨブヨやぬめぬめしてしまっても食べられなくなります。
(変化がごく一部ならカットして食べられる場合もありますが)
見た目で概ね傷んでいるかわかりますが、最後は臭いと味で判断しましょう。
異臭と酸っぱい味がしたら傷んでいます。
特に、カットしたかぼちゃは2~3日ほどしか日持ちしません。保存期間が短くなっていますので、注意が必要です。
腐ったときの変化を目安にかぼちゃが腐っているか総合的に判断しましょう。
傷んだかぼちゃは食べないよう気を付けてくださいね。
白い粉みたいなのはカビ!?
かぼちゃをカットすると、断面に白い粉のような膜のようなものが出ていることがあります。
実はこれカビではなく、「デンプン」が浮き出た(結晶化した)ものなんです。
デンプンは炭水化物の一種なので、もちろん食べても問題ありません。
かぼちゃに黒カビが生えた場合はかぼちゃ全体が緑黒くなります。また、白カビが生えた場合は、種とワタにフワフワしたものが付着するのが特徴です。
白カビとデンプンは明らかに違いますので、安心してください。
結論:かぼちゃの白いものはデンプンなので気にしないでOK!
かぼちゃは「ワタ」と「種」が傷みやすい!
かぼちゃで一番早く傷み始める部分は「ワタ」と「種」です。
一個そのままのかぼちゃを保存するなら何もしなくても問題ないですが、カットしたかぼちゃを保存するときは「ワタ」と「種」を取り除くことが日持ちさせるポイントですよ。
「ワタ」と「種」はカビが生えやすく、生えたカビがかぼちゃ本体に移ってしまうともう食べられなくなってしまいます。
カットしたかぼちゃを保存するときは、ワタと種を取り除いてからしっかりラップなどで密封して保存してください。
ちなみに、ワタも種も傷んでなければ食べることができます。
ワタと種を食べるときには、買ってすぐ調理することをオススメしますよ。
まとめ
かぼちゃは腐ると、黒くなりカビが生えて、ブヨブヨしてぬめりがでます。異臭と酸っぱい味がした場合も食べられません。
かぼちゃを切ったときの断面の白いものはデンプンです。
カビではありませんので、食べても害はありません。
かぼちゃのわたと種は傷みやすいので、カットしたかぼちゃを保存する際には取り除きましょう。
かぼちゃはカットしなければ比較的日持ちしますが、危なそうな場合は捨てる判断も大切ですよ。
かぼちゃの茹で方蒸し方について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。