ししとうはたまにすごく辛いものに当たりますが、ファンも多い食材ですよね。
「激辛がまたおいしい」という人がいたり、「辛いししとうはイヤだけど好き」だったり、色んな人がいると思います。
愛されているししとうですが、頻繁に食べる食材ではないので下ごしらえの方法に悩んだことはありませんか?
種とへたは食べてもいいのか?も気になりますよね。
そこで今回は、ししとうの下ごしらえの方法について、ご紹介します。
また、ししとうが辛くなる原因についても、併せてお伝えしますよ。
シシトウの下処理の方法は?
ししとうの下処理の手順は次のとおりです。
- 水洗いし、水気をふき取る
- へたの軸の長い部分は硬いので切り落とす
基本的にはこれだけです。
種とヘタは取っても取らなくてもどちらでもOK!
また、ししとうの種とヘタを取らず、カットもしないでそのままの姿で加熱するときは、竹串や爪楊枝をししとうに突き刺し、穴を開けるといいですよ。
包丁で切れ目を入れてもOK。
理由は、穴を開けずに加熱(揚げ・焼くなど)すると、中の空気が膨張して破裂してしまうからです。穴を開けて空気の逃げ道をつくると破裂しません。
切らずにそのままのししとうを使うときには気を付けてください。
種とへたを取るとき
ししとうのヘタの固さが気になったり、種の見た目が良くないというときは、種とヘタを取り除きましょう。
単純にヘタを包丁で切り落として、ししとうを縦にカットして種を取り除けば問題ありません。
できるだけ切らずにうまく種だけ取りたい!というときには、ヘタを包丁で切ったあとに、ししとうをまな板で板ずり(まな板の上で手の平で転がす)してお尻を叩けば、簡単に種が出てきます。
料理によって使い分けるといいですよ!
個人的に、天ぷらや姿焼きなど、そのままのししとうを活かすときにはヘタと種を取らないほうが楽でおいしく仕上がります。
逆に、カットして細かくして炒めるなどする場合は、ヘタと種を取り除いたほうが見た目も食感にも良く仕上がるでしょう。
面倒なときは、そのままでもイケちゃいますけどね!
結論は、ヘタと種は取らなくても取ってもどちらでもおいしい。
見た目と口当たりを良くしたい料理のときは、取ったほうがいいですよ!
ししとうが辛くなる原因とは?
ししとうが辛い原因はストレスです。
育った環境が暑かったり乾燥していたりと、ストレスがかかる環境で育ったししとうは辛くなる傾向があります。
たまに当たるすごく辛いししとうは、よっぽどストレスを感じていたんですね。
なんだか共感できる気がします。
実は、シシトウの先祖は唐辛子なんです。見た目も近いですよね。
ストレスを過剰に受けたししとうは、防衛本能から先祖帰りを果たして辛くなると一説には言われています。
厳しい環境におかれて覚醒するししとう…少年漫画のようです。
他にも近くでトウガラシを栽培していたり、長く栽培することも辛くなる一因となります。
以上、ししとうが辛くなる原因でした。
まとめ
ししとうの下ごしらえは、水洗いして軸の長い部分を切るだけで大丈夫です。
ししとうの種とヘタは、取っても取らなくてもどちらでも構いません。
食感や見た目が気になるときは、取り除きましょう。
ししとうの種もヘタも残したままカットしないで加熱するときは、竹串などで穴を開けて破裂を防いでください。
また、ししとうが辛くなる原因はストレスです。
ししとうも苦労してるんですよ!
天ぷらなんかは、種もへたも残したほうがおいしく感じますよね。
私は炒めるときには、種とヘタを取り除いています。
正解はありませんので、いろいろ試してみましょう。